Harp Score 2014


■ to you(22弦ハープから演奏可能)
    ●22弦チェルシーハープ/23弦サラハープ用スコア(F3-F6)
    ●22弦ラビアハープ/ザナブハープ用スコア/ユズハープ(C3-C6)

     お会いしたことも言葉を交わしたこともないハーピストさんへ贈った曲です。
     その方のつらい境遇をほかの方から聞き、いてもたってもいられずに作った曲。
     どれほどつらく悲しいときであっても、その方の傍らに音楽がありますように、
     と想いをこめて作った曲です。

       


■ 春を待つ桜(36弦ハープから演奏可能(C2-C7))

     この曲は2011年03月11日に発生した東日本大震災がきっかけとなって作った曲です。
     テレビに映った一本の若い桜の木。
     寒々しい空の下で力強く咲く桜は凛として見え、テレビを介して見たにも関わらず、
     今でも鮮明に思い出すことができます。
     その桜がきれいな花を咲かせられますように、とエールをこめて作った曲です。

       


■ 夢にたゆたう(29弦ハープから演奏可能)
    ●29弦バクタワハープ用スコア(C3-C7)
    ●31弦サナハープ用スコア(F2-A6)

     この曲は作ろうと思って作った曲ではなく、ハープを抱えて徒然なるままに音を紡いでいたときに
     できた曲。
     意識した部分は、左手から右手へとつながる伴奏部分。
     ハープ特有の奏法をお楽しみいただけたら嬉しいです。
     音数は多くないのですが、右手の指使いがポイントになるかもしれません。
     33小節からは、メロディが途切れないように気をつけて弾いてみてください。

       


■ 夜明け(29弦ハープから演奏可能(C3-C7))

     視覚的なイメージとしては、星が瞬く静かな夜が徐々に明けていくようなイメージ。
     視覚的イメージと別にあるものは心の反映。
     「夜」という時間は大切な睡眠時間のほかに、「自分と向き合えるひとりの時間」でもあると
     思います。
     その日の出来事や過去の出来事を思い返したり、普段は直視しないように、と目を背けている
     心に潜む闇を見い出してしまう時間。
     考えているうちに、小さな不安が大きな不安へと変化してしまうこともあるでしょう。
     けれども、夜が明け空が白み始めると、漠然とした不安は影を潜め新しい一日が始まります。
     悩みも不安も、何もかもをバネにして次なる一歩を踏み出せますように――
     そんな思いをこめた曲です。
     どうか、奏者の心に寄り添える旋律でありますように。

       


■ Requiem-菩提樹-(34弦ハープから演奏可能(C2-A6))

     数年前の8月、ふたりの友人を立て続けになくしました。
     数日おきに訃報を聞く、という状態に心が耐え切れず、ずっとハープを弾いて過ごした記憶が
     あります。
     そのときに生まれたのがこの曲、「Requiem-菩提樹-」。
     悲しみの旋律から始まり、最後は昇華するように、と高く高く上りつめます。
     大切な人やものを失って悲しいと感じる心に寄り添える曲であれたら幸いです。

     あまり音数の多い曲ではありません。
     十六分音符があるので速い曲なのか、と思われるかもしれませんが、
     全体的にゆっくりな曲です。
     同じフレーズを繰り返し使っているので、
     5つのフレーズを練習すれば通して弾けるようになります。
     左手は単音を弾くのみなので、右手の練習をつめば弾けるようになります。

       


■ 歩み(22弦ハープから演奏可能)
    ●22弦チェルシーハープ/サラハープ用スコア(F3-F6)
    ●22弦ラビアハープ/ザナブハープ用スコア/ユズハープ(C3-C6)
    ●22弦ノアハープ用スコア(G3-G6)

     ひねりのない曲名なのですが、ゆっくりと一歩一歩歩いていくような曲です。
     一歩踏み出して周りの様子を見て、もう一歩踏み出して周りの様子を見て。
     もう一歩踏み出したら少し違う景色が見えて、振り返ってみたら自分が歩いてきた足跡が見えて。
     そうやって色んなことを確認しながら次へ次へと歩みを進めるような、そんなイメージの曲です。

       


■ 優しい雨(28弦ハープから演奏可能))
    ●28弦乙女ハープ/29弦バクタワハープ用スコア(C3-B6/C3-C7)
    ●31弦サナハープ用スコア(F2-A6)

     弾き始めは、雨音をイメージしたフレーズ。
     前奏部分が水溜りに跳ねる雨粒なら、主旋律は部屋の中から、またはビニール傘を差しながら
     空を眺めているような、そんなイメージ。
     雨の日は憂鬱になりがちだけれど、雨に濡れて生き生きとした葉の植物を見ると、
     心が穏やかになります。
     あたたかい飲み物を用意して、普段とは違う風景や雨音に耳を傾けながら作った曲です。

       



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